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About風水

最近の風水ブームは、風水という単語が多くの方に知って頂けたということに関しては率直に喜んでいるところです。しかし、あまりにもその本質が履き違えられていることに関しては心痛いところです。鑑定に行くと必ず「ここの色はこれで良いですか」「この置物はここで良いですか」ということがあまりにも多いです。勿論、正統風水にも色・材質等の判断や開運法がありますが。ある意味それは枝葉的要素にしかなりません。「木を見て森を見ない」の論理です。そこで、この風水基礎知識は簡単に正統風水についてまとめてみました。この内容の知識もない「自称風水師」が存在したら、怪しいと思って頂いて宜しいかと思います。

風水の定義

一般的に風水と言われる「風水地理学」に関して定義をするならば、自然環境の位置を把握し、生きている時には生活の場を決定し、死んでからは遺体を埋める、より良い場所を探すための方法論を提示する学問であると言えるでしょう。「風水」という言葉が「風水地理学」の代名詞として呼ばれるようになったのは、風水地理の五大要素である山、火、風、水、方位の中から風と水が他の要素よりも環境に与える変化の要因が大きく、穴に影響を与えることと、良い土地の要素の一つが蔵風徳水であることから、風と水を抜き出し、そう呼ばれるようになったのでありましょう。

「人間は自然の中で生まれ育ち、生きてまだ戻る。」これは巨大な自然の流れの中で、全ての生命に共通した過程ですが、特にその中で人間は自ら自然の位置が被造物であることを認識しながらも、自然に挑戦し、自然を征服し利要しながら、時には自然に支配され服従し、順応することも知る、賢明さを持つようになりました。このように人間は必然的に自然と関係せざるを得ない立場にあります。

風水とはこの様な基本的視覚から出発し、自然の生命エネルギーと人間の生命エネルギーとが最も効果的に同化し順化するために、実質的にどのような方法をとれば良いのかを研究する知恵の学問です。

私たちが知らず知らずに影響を与え、受けしている自然環境を科学的に研究し、目に見えない自然の力を生活にどのように受け入れ、どのように活用すれば幸福で幸せな生き方をすることが出来るのか、その方法を探し研究する問が、まさに風水なのです。従って風水は自然環境がどんな方法で、どんな形で人間に影響を与えているのかを精密に科学的に研究して、初めて初めてその原理を求めることが出来る学問ですので、迷信などではなく科学、その中でも自然科学、環境によって人間生活の運を開いていく「環境開運学」であると言えるのです。

風水の起源

略称風水節、地理節とも言います。都城、寺、住居、墓などを築造するに当たって、災禍を追い払い、幸福を呼び込む地相を判断する理論であり、これを堪與(堪は天道、與は地道)、または地理とも言います。これを研究するものを風水家、または風水先生、堪與家、陰陽家などと呼びました。彼らは、方位を青龍・東、朱雀・南、白虎・西、玄武・北の四つに分け、全ての自然はこれ四つの動物を象徴するものとして説明し、何を主とするのかは、その場所や風水によるものとなり、地の中の生気が水によって妨げられたり、風によって吹き飛ばされない場所を山川の形態によって選び、住居を建てたり墓地として利用すれば、子孫はその生気を受けて富貴福寿を得ると説きました。このような風水の、自然現象とその変化が人間生活の幸福に深く関わっているという考えは、すでに中国の戦国時代末期に始まり、それが陰陽五行の思想や讃緯説と交わり、前漢末から後漢に掛けて人間の運命や禍福に関する各種予言説を作り出し、それらは再び初期道教の成立によってより体系化されました。

風水の基本原理

1.陰陽五行思想
(1)陰陽
陰陽の原理は、とても奥が深いもので、簡素に説明するのは至難の業です。人の体を例にして説明いたします。男女の区別は、陰陽の強弱の違いと見ることが出来ます。男女どちらにも、陰陽の要素はありますが、心と体の陽性の要素がより強く現れたのが男性、逆に陰性の要素がより強く現れたのが女性であるわけです。
ここで重要なことは、陰陽が物事の相対的概念を示しており、絶対的概念ではないということです。万物はそれがおかれている状況に応じ、あるときは陽としてあらわれ、あるときは陰としてあらわれます。たとえば男女の対比でいえば男性が陽、女性が陰ですが、男同士の対比では、より能動的・攻撃的・昇進的な方が陽となり、体つきが筋骨隆々としているかたが陽となります。また、日中の太陽の下でのろうそくの火は陰となりますが、真っ暗闇のなかのろうそくは陽となります。風水で扱う「気」にも、陽の気と陰の気があります。男には女が必要ですし、女には男が必要です。それと同じように、陽の気だけでもだめですし、陰の気だけでもだめなわけです。私たちの心身にも、私たちの住む家屋にも、陽の気・陰の気の両方をうまく取り入れることが必要なのです。

能動的
受動的
攻撃的
防衛的
昻進的
鎮静的
前進
後進
右への運動
左への運動
上への運動
下への運動

(2)五行

五行とは、木火土金水の5つですが、万物を成り立たせている「気の5つの機能」であるといえる。

五行を森羅万象に例えると、下表のようになります。

五行
陰陽
季節
方位
八卦
神獣
長方形
東、東南
震、巽
青龍
三角形
朱雀
陰陽半々
台形
土用
北東
艮、坤
西
兌、乾
白虎
不規則
玄武

(3)五行の相互関係さて、五行相互の関係ですが、相性と相克の二つの関係があります。相性関係は、順時発生していく循環の様相を表しています。木はよく燃えるから火と相性、火は木を燃やして土となるから土と相性、土は凝固して金属になるから金と相性、金は溶解して気体になるから水と相性、水は草木を青々とさせるから木と相性です。一方相克関係は、木は土中の養分を吸い尽くすから土と相克、土は水をせき止めるので水と相克、水は火を消すので火と相克、火は金属を溶かすので金と相克、金は木を切り倒すので木と相克です。この相性関係を基にして、家屋に相性がいいインテリア術、方位に相性がいい装飾品やカーテンの色等を鑑定していくわけです。

気の性質

風水に関連した気の性質は次の通りです。
(1)「気は見るものの意識によって性質が変わる。」
即ち、波長で見ると波長で、波動で見ると波動で、粒子で見ると粒子として見えるということです。したがって肯定的な考え方や良い考えが、気を活用するにおいてより良い結果を導くと言うことです。
(2)「気は波長、派動、及び形象が同じか良く似たもの同士で、共鳴現象、及び誘引現象を起こす。」
地球を立体形象化したピラミッドから、地球本然の良い気が出、神の姿を平面形象化した曼荼羅や、マントラとヒーラーニャ等から宇宙本然の良い気が出るのは勿論のこと、、想像上の形象画や音の波動は勿論、物を記号形象化した文字からも、その固有の気が出ています。死んだものが生前に良い考えを沢山していたら、遺骨に善の波動が、悪い考えばかりしていたら、悪の波動が刻まれていて、それぞれ天地の良い波動、悪い波動を引き寄せるということです。

気と風水

「気」は天の気・地の気・人の気の三種類に大きく分類出来ます。天の気、地の気(磁気を含む)、人の気どれ一つ不足しても万全ではなく、この3つの気をバランス良く取り入れられればベストです。しかし、都会、特に高層マンションの20階とかの場合は、地の気が不足がちですし、一戸建で東や東南、南方位に建物が隣接し、日当りが遮られていると、天の気が不足がちです。マンション住まいの場合は、極力屋内に観葉植物を置いたり、土の入った「花の鉢」をベランダに置いたりして、地の気を補いましょう。日照りが遮られている場合は、改装費がかかりますが、天窓を設けるなどして、少しでも太陽光(厳密には陽の天の気)を取り入れる工夫をしましょう。取り入れる気も、陰陽のバランスの取れた「気」が最高とされます。最近「ゼロ磁場」に住むと良い気を受け、心身両面の健康を促進すると言われますが、「ゼロ磁場」は、地の気がゼロではなく、陽の気と陰の気のバランスが良い地であると言えます。

鬼門について

鬼門に関しては、正統風水と気学風水(日本の家相)ではっきりと区別されるところであり重要なポイントであります。さて鬼門に水回りは本当に悪いのでしょうか?風水と関わりがあるのでしょうか?先ずは鬼門とは何か、根本的なことが分からないのに鬼門は良くないという風水師がいたら要注意です。是非、皆様も質問してみてください答えることが出来なければ問題外です。
ここで問題です同じ間取りのところに住めばどんな方でもどんな時期でも同じ風水的影響があるでしょうか?答えはNOです。もうお分かりですね。日本の鬼門の概念が根本的おかしいということです。ただ鬼門・裏鬼門というだけで判断してはいけないということです。

ラッキーカラー

色の問題ですが、皆様いかがお考えですか。2004年の暮れにOOが来年のカラーは言えません本を出しますから読んでくださいとラジオで語っていた。西に黄色で金銭アップ。ピンクを着て恋愛運 Up.。風水レシピで健康、開運。今年は酉年だから酉の置物。風水アイテム金魚のストラップ。etc結局誰が金銭UPしたのでしょうか?
決して批判をしたり排他的なことをしたいのではありませんが、あまりにも・・・残念です。本来ラッキーカラーというのは陰陽五行説における五行を整える(中庸)ことから行われ効果をもたらせてきました。一番わかりやすいのは、お正月の「おせち料理です」五色をとって五気を得て新年を出発するためのものです。四柱推命を初めとする命術等から個人にとって良い五行、悪い五行を判断し、その年、月、日、時間、方位、風水を判断し不足した気を補いもしくわ弱い気を強める、強すぎるものを抑えるなどの判断で決定するものなのです。
こんなことをおっしゃる方もいました、「ようは気持ちの問題ね」うーん。確かにそのような一面もありますが。明確な風水学的な理論に基ついています。ただ、風水とは関係なくラッキーカラーという効果があうのは事実です。決して否定は致しません。

ニセ風水師の実情

他の商売をしていて、なかなかうまくいかず、少しの労力でお金儲けが出きると思い、占い業界に進出。そして、風水ブームになるや否や、これは儲かると、風水を利用。勿論修行経験も無く、鑑定経験を皆無。それでも、ネット広告に力を入れ集客。「ボロイ金儲けですよ!」と平気で言える、ニセ風水師。気学をかじった占い師が、風水ブームに便乗して、気学家相を風水家相と称して、占い風水を行い、「私は風水師」と平気で言える、ニセ風水師。印鑑販売がうまくいかず、姓名判断を利用して販売した、印鑑屋が問題になり、次ぎに、風水ブームに乗じて、水晶の置物売り始めた、ニセ風水師。ニセ霊能者が、風水鑑定と称し、家、土地を独自的直観力のみで鑑定士、悪霊が住み着いているとおどし、300万円の祈願料を騙し取る、ニセ風水師。縁起物、開運グッズのお店のオヤジが、風水ブームに乗じて、風水師と称して、何の風水的根拠を持たない、グッズを売り続ける、ニセ風水師。

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