2015年11月
風水新築コンサルタント in 杉並/陽宅風水の原典「宅経」
<本日の活動予定>
■風水師養成講座1件、個別相談1件
<今日のつぶやき>
■今日からベストフォーチュン静岡での業務に入ります。
金曜日までの滞在になります。
<本日のお話>
■風水を哲学する26 陽宅風水の原典「宅経」
風水の起源は、あくまでも土地の見極め方です。
いわば「地相術」と表現することも出来ます。
これに対し「住宅の規範」いわば「家相術」の原典といえるのが、
漢代に出版された『宅経』といえます。
当時、民衆の間に広まっていた概念を集め、
体系化しようと試みたものです。
その為、この書物に権威を持たせるために、
古代の皇帝を著者に仮託させました。
根拠が不明確で脆弱なものに対して、
神話や逸話を作り権威建てるのは世界共通であるようです。
これまで、墓だけに適用した地相術を住宅にまで進化させました。
また、八卦や方位等の概念が加わり、
『理気』の概念が加わる様になりました。
「二十四路」と称し、360度を二十四方位に分類せたのも、
この『宅経』からになります。
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陰宅風水コンサルタント in 愛知 / 羽生 結弦選手を分析する
<本日の活動予定>
■風水新築コンサルタント1件、マンション鑑定1件
<今日のつぶやき>
■「シングルマザーの実態」多くの問題提議がされているが、
根本的な解決は、離婚問題の解決しかない。
しかし、一切そのことに触れることは無い。
保護保障には限界がある!
<本日のお話>
■羽生 結弦選手を分析する
1994年12月7日生まれの四柱推命で分析してみます。
干支の並びは、日:丁卯、月:乙亥、年:甲戌
『日―月、丁―乙』から、
丁乙 焼田種作
勢い良く火(丁)が、芝(乙)を燃やしている。焼畑農業状態。
性格様々なことを可能にしていく。
能力―みずから積極的にチャンスを探し切れ味良く効率的な利用をする能力。
臨機応変にチャンスを巧みに捉える能力。
真心よりも秩序と効率を優先させる対応処理能力。物質運は案外ない。
外見―眉が柔らかくて、目が鋭い人が多い。
『月―年、乙―甲』から、
乙甲 籐羅伴木
見事な大木(甲)につる草(乙)が巻きついている状態。大木があってこそ、する草は巻きつけ上昇し、大木は外部から身を守ることが出来る関係。
陰陽・前後のバランスが良く、バランス感覚に優れており、両親や目上の人にかわいがられる。
まだ20歳!両親や目上の人達に対する感謝の言葉を忘れない姿勢に、
無限ののびしろを感じます。
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風水顧問打ち合わせ in 大阪 / 風水と宗教
<本日の活動予定>
■陰宅風水コンサルタント 1件
<今日のつぶやき>
■『全てを受け入れて来た結果今がある』
このことを人生を通して証明されている事業家と席を共にさせて頂きました。
とかく、最近の経営者は、散々無茶をし悪い事をして財を得た途端、
急に良いことを言いはじめ経営哲学を語ります。その姿は滑稽で直ぐにボロが出ます。
しかし、昨日の事業家は全く違うお姿でした。
先祖代々の徳を子孫へと継承させていこうとする自然体は、
恐ろしいまでの余裕を感じました。
<本日のお話>
■風水を哲学する25 風水と宗教
宗教とは、直接確認出来無い、神と死後の世界を扱っている分野になります。
初代仏教は、釈迦の教えであり、神と死後の世界は一切扱っていません。
よって宗教ではありませんが、その後、弟子達によって宗教化していきました。
キリスト教・イスラム教は、完璧な宗教です。
風水は、起源から考察しても完璧な非宗教です。
しかし、風水は目に見えない『気』という存在、
宇宙の法則としての『理』を大前提としてその存在を認めています。
陰宅風水にあるよう、親の遺骨の状態が子孫に影響を及ぼすという、
非科学的なことも前提として成り立っています。
目に見えないものを扱っているために、
宗教に利用されてきた歴史もあり、
道教がそのさいたるものです。
そのため、風水師が道教の護符や仏壇、神々の像を販売しています。
日本では、道教グッズを風水グッズとして販売したり、
神道の神棚を販売するという良く解らない風水師も出現してきています。
しかし、どんな宗教を信仰していても、
その効果や影響があるということになります。
その為、一切の宗教・信仰を問うことはありませんし、
風水師が何の宗教を信じても構わないのです。
私が陰宅風水のコンサルタントを行うときも、
宗教は不問です。
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陰宅風水コンサルタント in 京都 / 「人子須智」の本質
<本日の活動予定>
■風水顧問打ち合わせ1件
<今日のつぶやき>
■京都でホテルを予約することが本当に難しくなってきました。
某ホテルチェーンは、ビジネスホテルの価格を一脱してやりたい放題です。
京都は、保健所がエアビアンドビーの対策チームを作り民泊撲滅の動き。
今後益々ぼったくりホテルが増えることになりそうです。
こちらの、対策もして欲しいものです。
<本日のお話>
■風水を哲学する24 「人子須知」の本質
「人子須知」は、明代初期、双子の徐兄弟が50年の歳月をかけ、
山を歩き、実地調査の末に記した、膨大な地理風水の書です。
この書には徐兄弟の風水に対する哲学が記されいます。
『墓所を求めるにあたっては、
まず人徳をつむことが正しいのであり、
人徳を害する醜い心では、地の道理は得るとしても、
天の道理はどうして望めようか』
土地を判断する基準や判断方法、具体的な手法等、
研究が進んでいます。
50年の歳月をかけ山を歩き廻らなくても、
多くのデータを収取し分析することも出来る様になりました。
地形図や航空写真地図等を利用した調査のほうが、
現地調査より俯瞰し正確に分析できるほどです。
風水の知識や情報もネット上で収集することも可能です。
恩師も持たず修業経験も無い自称風水師も増えてきました。
この様な現在を予見して徐兄弟が残した言葉の様に思えます。
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陰宅風水現地調査 in 神奈川 / 二十四節気「小雪」の風水術
<本日の活動予定>
■陰宅風水コンサルタント
<今日のつぶやき>
■二十四節気の小雪が11月23日からでした、
少し過ぎてしまいましたが「本日のお話」でお伝えします。
ご参考下さい。
<本日のお話>
■二十四節気「小雪」の風水術
11月23日から12月7日までが今年「小雪」です。
この期間は、二十四方位の「亥」の方角と、
人体の十二経絡の「手の少陽三焦経」とリンクします。
『黄帝内経』には、
「手の少陽三焦経」は、経絡を聞かせて、水分を供給して老廃物を洗い流す。
また、津液の調節を行う。と記されています。
「耳鳴り、難聴、喉の腫れ、頬や耳の裏・肩・腕・肘が痛む、薬指がよく動かない異常」の症状が出たら要注意です。
ご自宅の北西側屋内外を清浄に保つ様にしてみて下さい。
一年(二十四節気)を通じて、
360度(二十四方位)を清浄に保つことで、
健康(十二経絡)を促進することが可能です。
勿論、症状が出たら早めに病院です。
ご参考までに!
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風水顧問打ち合わせ / 「風水の原典 青烏経」
<本日の活動予定>
■陰宅風水・霊園選択 終日
<今日のつぶやき>
■昨日は、早めの帰宅となり自宅で妻と話していると、
中3と小5の娘2人が同じ時間に帰宅、
私達夫婦の前に来ると一斉に弾丸の様に話始める!!
娘二人の口癖は、『ねー!ちょっと聞いて~!!』である。
学校での出来事の報告は、実に面白く、完璧なプレゼンだ。
しかし、いつまで話してくれるのか・・・・トホホ
<本日のお話>
■風水を哲学する23 「風水の原典 青烏経」
『風水』という言葉の起源が「葬書」であるとすれば、
風水術の経典としての起源、所謂原典は、
秦朝(紀元前221~206)末期の青烏子の「青烏経」とされ、
世に出たのは三世紀のころです。
伝説によれば、紀元前27世紀に中国の神話上の名君・黄帝が相地(そうち)の達人の青烏子(せいうし)に諮問して地理に関する経典を制定させたとされています。
青烏経の一節
「山来水回、逼貴豊財、山囚水流、虜王滅侯、山頓水曲、子孫千億、山走
水直、従人寄食。」
山と川の関係性による影響を示したものです。
正に地理哲学といえるものです。
語源の「葬書」・原典の「青烏経」共に著者が仮託であることが、
極めて重要なことといえます。
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風水個別相談 in 大阪 / 巒頭の起源 葬書
<本日の活動予定>
■風水土地鑑定1件、風水顧問打ち合わせ1件
<今日のつぶやき>
■静岡県は、風水的に極めて整った地形です。
昨日、ゆるキャラグランプリが開催され、1位が浜松の「家康くん」で、
企業部門の1位も静岡の「しずなーみ」でした。又、ベストフォーチュン静岡がある
磐田市の「しっぺい」は、残念ながら11位でbest10は逃しましたが大検討でした。
磐田市は、YAMAHAの本社を持ち、五郎丸のラグビー、昨日2年振りにJ1に復活を決定したサッカーと絶好調です!!
<本日のお話>
■風水を哲学する22 「巒頭の起源 葬書」
風水の判断方法は、
地勢を形状から判断する巒頭(らんとう)と、
風水羅盤を用いて方位から判断する理気の2種類があります。
理気での判断は、宋代頃から広く用いられる様になりました。
葬書は、それ以前の墓地の選定・択地にかかわる書で、
山岡を良地とみる思想を基盤とし、良地の選定を景観や地勢によって判断します。
正に巒頭系判断です。
具体的にどの様な土地が良いかを記した内容紹介します。
山之不可葬者五、氣以生和、而童山不可葬也
埋葬すべきでない山に五つある。生気は調和を生むが、童山(禿山)には埋葬してはならない
氣固形来、而断山不可葬也、
気はもともと土によって形となる。したがって断ち切られたような山容をもつ山には埋葬すべきではない。
氣因土行、而石山不可葬也、
生気は土によってめぐる。石山には葬るべきではない。
氣以勢止、而過山不可葬也、
生気は山勢によってとどまる。したがって過山には葬るべきではない。
詳細の解釈は今回は割愛させて頂ますが、
葬書の判断基準(巒頭的判断)のニュアンスを理解頂ければと思います。
風水の理気の判断基準においては、
時代が流れるにつれて、流派的なものが生じバラバラですが、
この巒頭判断に関しては流派の違いはありません。
流派の違いが無いところに原点としての正統性を確認することが出来ます。
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風水コンサルタント in 静岡 / 「葬書」
<本日の活動予定>
■個別相談(事務所対面)3件
<今日のつぶやき>
■大阪W選挙!おおさか維新の勝利に終わった。
『大阪都構想反対』を良しとしない府・市民が多かった証しなのかもしれない。
現状に満足している場合は、あえて変化することは求めないもの、
未来を憂うることで、人は変化を求めます。今後に期待!
<本日のお話>
■風水を哲学する21「葬書」
著者は、『郭璞』とされていますが、あくまでも仮託です。
書かれた時期に関しては、確定されていません。
初めてその名が出てくる史書は
中国、元代に編纂された正史(二十四史)の一つで、
宋(北宋・南宋)を扱った紀伝体の史書で、
1345年完成した『宋史(そうし)』です。
宋代以前で間違いありませんが、
前回お伝えした『郭璞』の活躍と、「葬書」の内容と時代圏から、
「葬書」が『郭璞』が記したものと仮託されたようです。
内容は、内篇・外篇・雑篇の三篇に分けられていて、
内篇:基本的概念と事例
外篇:専門的・個別的な事実
雑篇:内篇の解説
です。
基本的概念を記している内篇の重要と思われる個所をお伝えします。
「葬ることは、生気を乗せることになり、なぜならば、五行のそれぞれの気は地中を巡って、万物を生み出しているからである。」
「気が集まって固まり骨となり、死ねば骨だけが残る。」
「父母の骨が葬られて、生気に乗り子孫の運が盛んになる。」
正に現代に残る陰宅風水の基本的な考え方です。
そして、風水の語源となる一節の原文は
『経日、氣乗風則散、界水則止、古人聚之、使不散行之、使有止、故謂之風水』で、訳して
『気は風に乗ずれば散じ、水に界てられれば即ち止まる。古人はこれを聚めて散ぜしめず、 これを行いて止めるあり。ゆえに、これを風水という。』です。
この一節の後、『風水』という言葉を使っての説明が続くようなります。
『風水之法、得水為上、藏風次之、』
『風水の法は、水を得ることを最上とし、風を蓄えることはこれに次ぐ。』
『風水』という語源は、『葬書』で間違いないようです。
しかし、この中での『経日』の『経』の経典が何であるかは不明です。
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陰宅風水コンサルタント in 富士・富士宮 / 「郭璞」
<本日の活動予定>
■風水ビジネスプラン構築コンサルタント打合せ1件
<今日のつぶやき>
■富士市・富士宮市で朝から、「家系カウンセラー養成講座」の講義と、
「陰宅風水の現地調査」で夜まで滞在しました。
天気良く富士山の景色を一日楽しめました。
とても得した気分でした!!
<本日のお話>
■風水を哲学する21「郭璞」
「葬書」は、その名の通り
墓地を選ぶさいの、土地の選び方を記したものです。
著者は、『郭璞』とされていますので、先ず『郭璞』についてお伝えします。
『郭璞』は、「青嚢中書」を譲り受けたと、晋時代の書籍「晋書」に記されています。
「青嚢中書」は、晋の郭公なるものの著した五行・天文・卜筮の書で全九巻です。
それを印璽を納めるのに用いる青嚢、すなわち青い袋に入れたものを、郭璞が授かったところから「青嚢中ノ書」という名で呼ばれるようになったとされています。
しかし、『晋書』の郭璞伝では、この書を火中に没し、ついに後世に伝わることはなかったとされています。
又、戦乱に見舞われると、郭璞は筮竹で将来を占ったり、
様々な術や予言を行い、多くの難を逃れたという青年時代が史書に残されています。
その後、司馬睿(後の東晋の元帝)の腹心王導に招かれ、
彼の参軍となり、その卜筮の術によって大いに重用されます。
324年、王敦は、反乱を企て、郭璞にその成否を占わせたところ「成る無し」の結果に激怒し郭璞を処刑した。享年49歳でした。
晋の「郭公」が何者で『青嚢中ノ書』の詳細は不明確で、史書の信憑性も微妙ではありますが、ともあれ、「郭璞」が天文地理・五行・占法に通じた当代の知名人であったことは疑いは無いようです。
堪輿・風水の創始者に仮託される所以です。
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風水マンション鑑定 in 港区 / 「言葉と術としての起源」
<本日の活動予定>
■内閣府認定NPO日本運勢鑑定士協会認定
「第3回家系カウンセラー養成講座」講義
<今日のつぶやき>
■昨日、奇門遁甲で武蔵陵墓地の参拝と高尾山に行きました。
墓地は、我々以外は殆ど人がいなく大変神聖で敬虔な思いになりましたが、
高尾山は、紅葉シーズンでもあり、もの凄い混み方でギャップに驚きでした。
是非、早朝をおススメします!
<本日のお話>
■風水を哲学する20「言葉と術としての起源」
風水の「思想的起源」をみてきましたが、
次回から「言葉と術としての起源」を考察していきます。
市販されている日本の風水の書籍には、
必ず出てくるのが、東晋(317~420)時代の
郭璞(276 ~ 324)の『葬書』とされています。
先ずは、こちらから分析していきたいと思います。
つづく
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