風水について
風水について
風水業界に足を踏み入れ間もなく丸20年になろうとしています。当初は、「風水」という言葉すら知られていない時代から、ドクターコパさんの登場により、「風水」という言葉は大変ポピュラーになってまいりました。そこで、良く問われている問題に、日本式風水と中国式風水との違い、更には中国式風水の流派間の違い等が持ち上がるようになってまいりました。風水の本家は、中国でありますので、中国式風水のほうが歴史や伝統があるのは事実です。日本式風水は、日本の風土等に合わせて進化してきたものと言えます。又、流派間の問題も、どちらが良い悪いの問題ではないように実感致します。それぞれの流派にとって得意な分野があるのだと考えたほうが解り易いように思います。様々な流派を学び検証していくことが大事だと考えます。
風水の定義
一般的に風水と言われる「風水地理学」に関して定義をするならば、自然環境の位置を把握し、生きている時に は生活の場を決定し、死んでからは遺体を埋める、より良い場所を探すための方法論を提示する学問であると言えるでしょう。
「風水」という言葉が「風水地理 学」の代名詞として呼ばれるようになったのは、風水地理の五大要素である山、火、風、水、方位の中から風と水が他の要素よりも環境に与える変化の要因が大 きく、穴に影響を与えることと、良い土地の要素の一つが蔵風徳水であることから、風と水を抜き出し、そう呼ばれるようになったのでありましょう。
「人間は自然の中で生まれ育ち、生きてまだ戻る。」これは巨大な自然の流れの中で、全ての生命に共通した過 程ですが、特にその中で人間は自ら自然の位置が被造物であることを認識しながらも、自然に挑戦し、自然を征服し利要しながら、時には自然に支配され服従 し、順応することも知る、賢明さを持つようになりました。このように人間は必然的に自然と関係せざるを得ない立場にあります。
風水とはこの様な基本的視覚から出発し、自然の生命エネルギーと人間の生命エネルギーとが最も効果的に同化し順化するために、実質的にどのような方法をとれば良いのかを研究する知恵の学問です。
私たちが知らず知らずに影響を与え、受けしている自然環境を科学的に研究し、目に見えない自然の力を生活に どのように受け入れ、どのように活用すれば幸福で幸せな生き方をすることが出来るのか、その方法を探し研究する問が、まさに風水なのです。
従って風水は自 然環境がどんな方法で、どんな形で人間に影響を与えているのかを精密に科学的に研究して、初めて初めてその原理を求めることが出来る学問ですので、迷信な どではなく科学、その中でも自然科学、環境によって人間生活の運を開いていく「環境開運学」であると言えるのです。
風水の期限
略称風水節、地理節とも言います。都城、寺、住居、墓などを築造するに当たって、災禍を追い払い、幸福を呼 び込む地相を判断する理論であり、これを堪與(堪は天道、與は地道)、または地理とも言います。
これを研究するものを風水家、または風水先生、堪與家、陰 陽家などと呼びました。彼らは、方位を青龍・東、朱雀・南、白虎・西、玄武・北の四つに分け、全ての自然はこれ四つの動物を象徴するものとして説明し、何 を主とするのかは、その場所や風水によるものとなり、地の中の生気が水によって妨げられたり、風によって吹き飛ばされない場所を山川の形態によって選び、 住居を建てたり墓地として利用すれば、子孫はその生気を受けて富貴福寿を得ると説きました。
このような風水の、自然現象とその変化が人間生活の幸福に深く 関わっているという考えは、すでに中国の戦国時代末期に始まり、それが陰陽五行の思想や讃緯説と交わり、前漢末から後漢に掛けて人間の運命や禍福に関する 各種予言説を作り出し、それらは再び初期道教の成立によってより体系化されました。
風水の基本原理
1.陰陽五行思想
(1)陰陽
陰陽の原理は、とても 奥が深いもので、簡素に説明するのは至難の業です。人の体を例にして説明いたします。男女の区別は、陰陽の強弱の違いと見ることが出来ます。男女どちらに も、陰陽の要素はありますが、心と体の陽性の要素がより強く現れたのが男性、逆に陰性の要素がより強く現れたのが女性であるわけです。
ここで重 要なことは、陰陽が物事の相対的概念を示しており、絶対的概念ではないということです。万物はそれがおかれている状況に応じ、あるときは陽としてあらわ れ、あるときは陰としてあらわれます。
たとえば男女の対比でいえば男性が陽、女性が陰ですが、男同士の対比では、より能動的・攻撃的・昇進的な方が陽とな り、体つきが筋骨隆々としているかたが陽となります。
また、日中の太陽の下でのろうそくの火は陰となりますが、真っ暗闇のなかのろうそくは陽となります。 風水で扱う「気」にも、陽の気と陰の気があります。男には女が必要ですし、女には男が必要です。
それと同じように、陽の気だけでもだめですし、陰の気だけ でもだめなわけです。私たちの心身にも、私たちの住む家屋にも、陽の気・陰の気の両方をうまく取り入れることが必要なのです。
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陽
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陰
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能動的
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受動的
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攻撃的
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防衛的
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昻進的
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鎮静的
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明
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暗
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剛
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柔
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火
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水
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夏
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冬
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昼
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夜
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表
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裏
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凸
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凹
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前進
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後進
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右への運動
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左への運動
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上への運動
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下への運動
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(2)五行
五行とは、木火土金水の5つですが、万物を成り立たせている「気の5つの機能」であるといえる。
五行を森羅万象に例えると、下表のようになります。
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五行
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陰陽
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形
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色
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季節
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方位
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八卦
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神獣
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木
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陽
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長方形
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青
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春
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東、東南
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震、巽
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青龍
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火
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陽
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三角形
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赤
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夏
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南
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離
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朱雀
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土
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陰陽半々
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台形
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黄
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土用
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北東
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艮、坤
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蛇
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金
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陰
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丸
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白
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秋
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西
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兌、乾
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白虎
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水
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陰
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不規則
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黒
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冬
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北
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坎
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玄武
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(3)五行の相互
関係さて、五行相互の関係ですが、相性と相克の二つの関係があります。
相性関係は、順時発 生していく循環の様相を表しています。
木はよく燃えるから火と相性、火は木を燃やして土となるから土と相性、土は凝固して金属になるから金と相性、金は溶 解して気体になるから水と相性、水は草木を青々とさせるから木と相性です。一方相克関係は、木は土中の養分を吸い尽くすから土と相克、土は水をせき止める ので水と相克、水は火を消すので火と相克、火は金属を溶かすので金と相克、金は木を切り倒すので木と相克です。
この相性関係を基にして、家屋に相性がいい インテリア術、方位に相性がいい装飾品やカーテンの色等を鑑定していくわけです。
気の性質
風水に関連した気の性質は次の通りです。
(1)「気は見るものの意識によって性質が変わる。」
即ち、波長で見ると波長で、波動で見ると波動で、粒子で見ると粒子として見えるということです。
したがって肯定的な考え方や良い考えが、気を活用するにおいてより良い結果を導くと言うことです。
(2)「気は波長、派動、及び形象が同じか良く似たもの同士で、共鳴現象、及び誘引現象を起こす。」
地 球を立体形象化したピラミッドから、地球本然の良い気が出、神の姿を平面形象化した曼荼羅や、マントラとヒーラーニャ等から宇宙本然の良い気が出るのは勿 論のこと、、想像上の形象画や音の波動は勿論、物を記号形象化した文字からも、その固有の気が出ています
。死んだものが生前に良い考えを沢山していたら、 遺骨に善の波動が、悪い考えばかりしていたら、悪の波動が刻まれていて、それぞれ天地の良い波動、悪い波動を引き寄せるということです。
気と風水
「気」は天の気・地の気・人の気の三種類に大きく分類出来ます。天の気、地の気(磁気を含む)、人の気どれ 一つ不足しても万全ではなく、この3つの気をバランス良く取り入れられればベストです。しかし、都会、特に高層マンションの20階とかの場合は、地の気が 不足がちですし、一戸建で東や東南、南方位に建物が隣接し、日当りが遮られていると、天の気が不足がちです。マンション住まいの場合は、極力屋内に観葉植 物を置いたり、土の入った「花の鉢」をベランダに置いたりして、地の気を補いましょう。日照りが遮られている場合は、改装費がかかりますが、天窓を設ける などして、少しでも太陽光(厳密には陽の天の気)を取り入れる工夫をしましょう。取り入れる気も、陰陽のバランスの取れた「気」が最高とされます。最近 「ゼロ磁場」に住むと良い気を受け、心身両面の健康を促進すると言われますが、「ゼロ磁場」は、地の気がゼロではなく、陽の気と陰の気のバランスが良い地 であると言えます。



















